白衣とため息

真面目に働いてたらいつの間にかアラサーになった女医のつぶやき。

お金は大事だよ

最近大学院生になった。

 

院生になって一番変わったのは、お金がなくなったこと。

今まで勤め人として生活していたので、ATMに定期的かつ自動的にお金が入ってきていたのだが、一転してアルバイト生活になったのだ。一回アルバイトに行くたびに「これで今日はいくらの稼ぎだな。月の生活費を捻出するにはあと何回行かなきゃだな」という計算が働くようになった。

 

そしてアルバイトの給料が勤め人の給料を上回るはずもなく・・・収入は約半分となった。

 

生活はしていけなくはないが、なんというか、心もとない。芥川龍之介ではないけれど「漠然とした不安」を抱く日々である。

 

あと、大学院でわかったことは、研究にもお金が必要なんだということ。噂には聞いていたけれど、試薬だとか解析キットだとか、あっという間に数万単位で飛んでいく。

お金がないと病むのは心で、なんというか、あらゆるギスギスの原因はお金があれば解決するのになあ・・・とぼやく日々である。あんまり詳しくは書けないけどね。

 

ああ、公私ともにお金があったなら!

 

ブログで稼ぐ!とかいう記事を読むようになり、「いやあ、こりゃ無理だわ」と感じながらもなんだかなあと思う今日この頃だ。

 

ニンニクを入れたら料理はおいしくなるに決まってるじゃないか

医師とはつまりサービス業である。

サービス業というのは、平日ニンニクを食べてはいけないものである。

 

しかし、世の中の料理になんとニンニクを使った美味しい料理が多いことか!

家でご飯でも作るか、と料理本を開いてみたら大体ニンニク一片と書いてあるのだ。

「そりゃあ、ニンニク入れたら美味しいに決まってんじゃんかよ!」と突っ込みを入れてしまう。

 

ニンニクとはそれすなわちチート食材なのである。

 

同じような立ち位置にあるもの(つまり、入れたら美味しいに決まってんじゃんかよ!て思わせる食材)としては、他にもツナ、温泉卵、ごま油、チーズ、アボカドなどがあげられる。マヨネーズも近いかもしれない。twitterで回ってくる「簡単美味しい料理」などは大抵この中のどれかが入っている。

 

入れたら美味しいに決まっているが、だからこそ使ったら「なんか悔しい・・・!」。それがチート食材といえよう。

 

 

話は少し変わるが、ちなみに以前住んでいた場所の最寄りスーパーには「におわなキムチ」という画期的なキムチがあった。今の最寄りのスーパーにはないので大変残念だ。

代わりにこんなものを見つけた。

 

S&B 乙女たちのおかずラー油 110g×6個

S&B 乙女たちのおかずラー油 110g×6個

 

 ニンニクの入ってない食べるラー油である。もともと食べるラー油というのはニンニク×ごま油というチート食材の組み合わせだったわけだが、そのニンニクを抜いたのだ!

 

なんとサービス業に優しいラー油なんだ!と私はためらいもなく購入した。

 

味としては、「うーむニンニクの不在はでかい・・・しかし食べるラー油を私は食べている!という喜びは確かに得られる・・・」。そんな一品である。

なんだろう。以前の声とは違うけど、確かに毛利小五郎毛利小五郎である、という感じか(ちょっと違うか)。

 

とりあえずニンニク抜きラー油を無駄にご飯にかけながら(無駄にご飯にかけるくらいには好きなのだ)、ニンニクを心置きなく食べる日を夢見るのである。

 

 

 

婚活パーティーのサクラを見分けたい

婚活バーティーに行ったあとの女子だけの二次会。

「あの人はサクラだったよねー」という話題に大抵なる。

 

サクラっぽい人というのは

1. 若いイケメン

2. 隣の県から来ているイケメン

3. 明らかにホスト

4. 職業が「SE」とか「コンサルタント」とかよくわからないカタカナ

 

らへんを特徴としている。

 

サクラの多い婚活パーティーは不愉快だが、サクラが全くいない婚活パーティーは人数が全然集まらなくて寂しかったりするので、サクラは必要悪として私は認識している。

 

良い男はだいたいサクラである。この言葉が婚活から心を守る大事な言葉なので、皆も覚えておいてほしい。結婚詐欺にあった女医のニュースを見つつ嚙みしめるべき言葉である。

 

ちなみに婚活パーティーに参加している男性医師は、だいたいサクラと認識してよい。そのサクラだったはずの医師を射止めた美人女医も知っていることは知っているが、レアケースであろう。これも大事な話だ。

一人じゃ婚活する気になれないし

婚活の話である。

 

婚活仲間というのは、とても仲の良い友達、あるいはどうでもいい友達のどちらかじゃないといけない。

なぜなら一緒に合コンなり婚活パーティーなり行って、片方だけカップリングして「じゃ、私はこれからデートしてくるから!」となる場面が出てくるからである。

もしくは、好みの男性を前に、「ちょっと盛ってる自分」を女同士で見る羽目になるからである。

 

半端に仲の良い友達だと気まずいことこの上なしである。下手すると友情の決裂である。だから、多少のことがあっても関係の崩れない友達か、別に関係が崩れても良い友達かのどちらかが好ましい。

 

そして私の話である。

 

しばらく私は仲の良い友達と婚活をしていたのであるが、つい最近、彼女が無事ゴールインしてしまった。めでたいことではあるけれど、付き合ってくれていた友達がいなくなり、目下ひとり婚活中である。正直寂しい。

 

友達となら婚活もひとつのノリというかレジャー感覚で頑張れたのだが、ひとりは孤独感が募ることこの上ない。

「あ、私なに必死こいてやってんだろ・・・」と素に戻った日にはもう・・・

 

だがしかし。今まで友達とノリでやってきたというのがもしかすると敗因だったのかもしれない。ひとりで真剣に。孤独をかみしめて。そんな婚活の姿勢こそが私に必要ではなかったか・・・

 

これからはそんな真摯な気持ちで臨みたいものである。

 

 

・・・とか書いてみたものの。。。やっぱなあ、一人じゃあんな心の折れる現場、行きたくないよう〜〜。

ここは「どうでもよい友達」のカードを切るべきなのか・・・でもそんな都合の良い関係の友人なんていないしなあ・・・。

 

悩ましい。

婚活リップに手を出した話

以前から雑誌などで気になっていた、エスティーローダーの婚活リップに手を出してしまった。

【Estee Lauder(エスティローダー)】 ピュア カラー クリスタル シアー リップスティック #01
 

コスメカウンターのお姉さん曰く、「婚活リップには01番と03番があって、01番がプロポーズされる色、03番が恋人ができる色ですよ」とのことであった。

 

恋人がいない今、03番か・・・!?とも思ったが、ネットで見ると「01番の方が婚活には効果あったよ」的な感じだったので、01番にした。

 

なじむ色だし洋服を選ばなくていいんだけど、オレンジ系よりもピンク系が似合うウィンタータイプなので、なんかこう、自分のベスト色ではないんだよなあ・・・と思う。

 

いやでもしかし。ここは似合うかどうかが問題ではない。婚活リップかどうかが問題なのである。

 

果たして効果はあるのか!?・・・乞うご期待である。