白衣とため息

真面目に働いてたらいつの間にかアラサーになった女医のつぶやき。

占いという秘め事

女医が集まって結構盛り上がるのが占いの話である。

 

「科学者の端くれである医師が占いなんて信じるのは後ろめたい・・・」

 

そんな思いがあるからなのか、この話題はある程度仲良くなった女医同士で「そういえばさー」と開始されることが多い。

 

星占いなどカジュアルなものではなく、「看板を掲げてはいないけど、結婚時期をぴたりと当てる美容師」や「必要のある人にしか予約を取れない千里眼のおばちゃん」といった結構ディープな占いに意外とみんな行ってたりする。

 

(個人的な意見だが、このアラサー世代はセーラームーンの洗礼を受けているため、占いへの敷居が低いのではないだろうか、なんとなく)

 

そういう私も年に1回ほど占いに行っている。聞くのは毎回「私彼氏できるでしょうか?」だが、「ピンクの服来なさい」だの「スカートはきなさい」だの一般的なことしか言わない占い師にたまに当たったりして、満足したりしなかったりである。満足度が高かろうと低かろうと、占いは1回5000円と結構高かったりするので意外にバクチであるなあと思う。

 

占いに行かないと公言する友人は、「占いに行くお金があるなら化粧品買ったほうがよっぽど恋愛運向上につながる」と言っていた。全くごもっともである。

 

それでも私が占いに行く理由・・・それは案外「次こそ良い占い師に当たるのではないか」とか「次こそ良いこと言われるのでは」といったギャンブル志向なのかもしれない。

 

最後になったが、占いネタは看護師さんとも結構盛り上がるので、看護師さんと仲良くなりたい女医さんはさりげなくネタを振ってみてはいかがであろうか。(ただし男性がいない場所に限る)