白衣とため息

真面目に働いてたらいつの間にかアラサーになった女医のつぶやき。

名もなき料理よ

この1年で2kgくらい痩せた。恐らく自炊が増えたせいだと思う。


しかし自分で自分に作るご飯とは、なんと色気のないものだろう。


野菜!肉!プラスご飯!という、最低限の栄養をとりあえず一品で摂れる料理。まさに実用一点主義である。


皿もどんぶり二枚あればなんとかなってしまう。ええそうだとも。スパゲッティもキムチ鍋もどんぶりで食べてるとも。インスタ映えなんてクソ喰らえ。


一応「これではいけない。彼氏ができたらどうするのだ。とてもご飯を振る舞うなんてできないではないか」と思い、とりあえず皿を買ってみたものの、彼氏ができる前にひとつ欠けさせてしまった。


捨てるほどの欠けではないのがまた腹ただしい。家族ならそのまま使うけど、彼氏なら使わない状態と言うべきか。まあ使うんだけど。


さらにこれではいけないと思い、料理教室のHPを探す。一年で約6万円也。半年で9万円を取られたエステよりはマシか。しかし月に1回行くのめんどくさい。正直私は魚料理さえ練習できれば良いのだ。ハンバーグなぞ絶対一人暮らしでは作らんぞ。


そんなうだうだを抱えて連休は過ぎ行く。