白衣とため息

真面目に働いてたらいつの間にかアラサーになった女医のつぶやき。

メルカリで本を売る

 メルカリで本を売り書いしている。

やはり素人が安心してネットで売り買いできるのは本くらいのものだからだ。

(何度か洋服やアクセサリーも売ったが、めんどくさくなってやめた)

 

1人の出品者の商品を一覧にすると、なんとなくその人の雰囲気がつかめてくる。

・この人は独身男性、割と金あるな

・この人は学生だな

・この人はセドリの人だな

 

そしたら私はどう思われているんだろう?

「ちょっとスピリチュアルにはまりつつある独身アラサー。割と短い漫画が好き。多分医療者」

 

やばい。かなり正確だ。

友達が来る時にちょっと本を抜いたりして見た目を整えた本棚よりも正確に自分の内面を示している。

特に私の場合、「超面白い」となった本は売らずに実家に送るので、メルカリに出すのは「日常の」「さっと読んだ興味のある分野」という感じの本になるのだ。

まさに飾りっけのない100%素の私がそこに浮かび上がる。

 

どうか私をメルカリで見かけても、だまって見なかったことにしていただけると幸いである。

 

 

株始めた。

後輩に「独身女性はなぜ30すぎると財テクに走るのか」と揶揄されたんだけど、そんなの決まっている。将来が不安だからだよ。

 

金さえあれば、きっと自分がボケてもなんとかビジネスで面倒を見てくれる人がいるに違いないもの・・・(カモにされる可能性もあるけどさ)。

そんな思いでついに株、始めました。

冷麺くらいのノリで始めました。

コロナショックの今がむしろ買うならチャンスかな、と思って。

 

そしたら面白いのね、株ってやつは。

とりあえずNISA枠を使ってみたんだけど、

今はタイミングが良いのもあって、結構上がるのよ。

一方でANAみたいな大損した株もあって(いつか上がると信じてるよ!)、

それをとりかえそうとより熱くなる・・・みたいな。

 

完全にギャンブルじゃんと。

株で身を持ち崩す人、出てくるよ、そりゃ・・・と。

 

ギャンブル性が低くて確実に貯めれるのは投資信託なんだろうけど、

まあ投資信託、面白くないよね。

複利を考えるとしょっちゅう売り買いするもんじゃないし。

 

というわけで、今は1日一回ポートフォリオを見てうんうんうなる毎日です。

ジョジョ・ラビット最高かよ

最近人生に疲れているので、現実逃避として映画を月1-2ペースで見ている。

ただね、なかなか映画の私的ヒットって出なかったのよね。

 

ところが、はい出ました。ジョジョラビット。

ボヘミアンラプソディ以来、久々の私的ヒットです。

 


タイカ・ワイティティ監督がヒトラーに!映画『ジョジョ・ラビット』日本版予告編

 

第二次世界大戦中のドイツを舞台にした、ボーイミーツありーの笑いありーの涙ありーののすごい脚本に、

可愛い男の子〜、美人のお母さん〜、可愛い男の子その2〜、やさぐれおっさん〜、美人のお姉さん〜、なんかヒットラーもどき〜のすごい俳優陣に、

良い感じの音楽(冒頭のビートルズドイツ語カバーの爽快感!)と素敵な美術(洋服も美術も、グランドブダペストホテル的な夢可愛い系ね)が合わさって

 

最高かよ!

 

っていう映画でした。もう見てない人は是非見て欲しい!

「えー、戦争映画とか反戦映画とか辛気臭くない?」とか言わずに見て欲しい!

もうほんとコメディ+ボーイミーツガール+優しい大人!って感じで面白いから!

全然中だるみしないから!笑える小ネタもいっぱいだから!

以上!まだ見てない人に向けたオススメでした。

 

以下ネタバレ

やっぱね、一番涙腺緩むのはキャプテンKのくだりですよね。

彼はずっと「あれ?こいつお母さんに気がある?」「あれ?でもなんかゲイっぽさもあるな?」とみんなを悩ませておいて最後に「やっぱゲイだったのか」ってわかるキャラなんですけど、そういう目でキャプテンKの行動を思い出すと、もうほんと愛なんですよね。

・お母さんの自転車を持ってくる→お母さんが捕まって、ゲシュタポジョジョのお家にやってくると察知して助けに来る。

・怪しい女の子(たぶんかくまわれているだろうユダヤ人)の身元確認を自分でやって見逃してあげる。

・敗戦後、ジョジョに「お母さんは立派だったよ」と言ってハグからの、ジョジョを大きな声で罵って収容所から解放する。

こういう行動をいわゆるエロスとは全然違う愛でできちゃってるんですよ。なんかもう隣人愛としか言いようのない愛ね。

酒浸りでゆるい感じの軍人がこういう無償の愛を自分を省みずにやるって・・・・んもうっ!しかもあいつ軍人としては結構キャリアすごいだろ!設定おいしすぎか!

 

お母さんの言う「自分にできることをやる」という言葉をキャプテンKも実践してたのよね・・・ともう思い出すだけで泣けてきたので、今日のブログは終わりです。読んでくれてありがとう!

 

追記:キャプテンKのやつは、彼がゲイでなくても感動する場面なのだけど・・・たぶんゲイだからこそ彼はナチスを冷めた目で見ていて、でも軍人としての仕事はちゃんとする、というキャラクターの複雑性と必然性を感じたのでした。

人の複雑性としては、米原万里のオリガ・モリソヴナの反語法に出てくる軍人が、めちゃくちゃ嫌な奴なのに、妙に筋は通してくるところとかすごく感動したので、私はそういう話に弱いのかもしれない。

ストアカ、たーのしー

そういや最近ストアカというものを知った。

 

1日体験の習い事をたくさん検索できるサイトだ。

値段もそれほど高くなく、受講前にクレジットカード支払いというのもしゃれている。

 

もちろん講師側としては「ストアカの1日体験をきっかけに定期的な生徒になってくれれば・・・」という意識はあるのだろうが、あまり勧誘は激しくないようになっている(連絡先もお互いわからないしね)。

 

最近受けたものとしては

・メイク講座

・ファッションコーディネート講座

・ペン習字講座

くらいだが、どれもまあまあ面白かった。

 

なにより「よーし、●万円出して1年講習受けるぞー」みたいな気負いがなくて良い。

合わなくても「まあ1日体験だしね」で済まされる。

 

1日体験で軽〜く浅〜く自分磨き(笑)。私には合っているように感じている。

お父さんへの誕生日プレゼントって難しくない?

そういえば父の誕生日が近いのであった。

 

毎年悩むのがプレゼントである。

 

母は、なんとなく何をあげれば良いのかわかる。

しかし、父はわからない。

 

金銭的には私より持ってるしな・・・。

 

仕事しているときはネクタイなどあげていたが、もう退職しているので、ネクタイもちょっとな・・・という感じである。

去年は食べ物にしたんだっけ。

 

本当は一緒に旅行とかが良いのだろうが、そこまでは金と時間に余裕がないのだよなあ。

 

孝行したいときに親はなし、というのでなんとかしたいものだが。