ピンキーリング問題
最近、3人くらいの女性(医師・看護師)に「今度結婚しようかと思ってるの」と言われた。めでたい限りである。
で、その3人にはある共通項がある。
ずばり「左手にピンキーリングをしている」
である。
「ピンキーリング」「左手」でググってみると、「左手のピンキーリングは恋人ができるお守りです」という説明がされていることが多い。
という訳で、彼女たちがお守りとしてピンキーリングをしてるのか、それとも単におしゃれでしているのか、それが最近気になってしょうがない。お守りとして着けてるなら、その効果が実証されていることに他ならないからだ。
「ねえねえ、それって恋愛運のおまじない?」とか聞くのも彼女達に悪いし・・・と、もじもじしている今日この頃である。
・・・とはいえ、実際にピンキーリングをした女性3人が旦那をゲットしている訳だから、おしゃれだろうとお守りだろうと、「ピンキーリングは恋愛運向上に役立つ」という見方もできる。それなら私もピンキーリングを着けるべきなのであろう。しかし、私にその勇気があるかというと意外と難しい。
そりゃピンキーリングをつけてても「おっしゃれー」にしか見えないおしゃれピーポーが世の中にはいる。しかし、私は残念ながらそんな洗練された女ではないのだ。
おしゃれピンキーどころか、「恋愛運アップさせたいがために指輪を買った女」にしか見えず、世の中の男性をドン引きさせる可能性が十分にある。男性には気づかれなくても女性陣に気づかれて「あ・・・」とか思われるのも嫌だ。
しかし実はもう買ってあるのだ。かわいいピンキーリングをもう私は持っているのである。あとはつける勇気・・・!ただそれだけである。
他人の目を気にせず堂々と指輪をつけるそのメンタル(あとおしゃれさ)が結婚には必要なのかもしれない。
SK-II問題
アラサーになり、周りの女性陣が口には出さずとも気になっているのが
「いつSK-IIに手を出すべきか」
である。
「あの先輩、ついに手を出したって」というような話がまことしやかにささやかれ、皆「いつ買っちゃおうかしら」と思いつつ「でもまあまだ私たちには早いわよね」えへへ・・・と「まだ手を出してない自分」に安心する。
そう!そこまでがセットなのである。
興味はあるけど、まだそこまでお肌曲がってないし・・・SK-IIの話題はそんな微妙な問題をはらむのだ。
ただ、世の中のキラキラ女医(特に皮膚科)はそうでもないらしい。迷うことなく美に邁進する!自分が良いと思った高い化粧品を使うことが良しとされているようなのだ。興味があるなら試すべし!変な照れは不要なのだ。
そういや以前キラキラ皮膚科女医が高そうな化粧品の紙袋を持ってるのを見て
「その袋かわいいっすね、どこの化粧品ですか?」と聞いたら
「このブランドも知らないのか、このダサい女医は・・・」という顔をされた。
正直私は傷ついた。キラキラ皮膚科医には近づくまいと決心した。
正直皮膚科医のもつ化粧品ってのは良く言えば玄人向き、悪く言えばマニアックなのだ。私のような一般医が知る訳ないだろおおおお!!
・・・とま、私のキラキラへの屈折は、いろんな経験に基づいているのである。
しかし、そんな嫌なヤツであるところの化粧品紙袋の女医も去年結婚したらしい。結局素直な人というのが幸せをつかむように世の中はできているのだろう。
それならば私も声を大にして言いたい。
「キラキラしたい」と!「幸せになりたい」と!
てな訳で私もいつかはSK−IIを買いに行こうと思っている。
占いという秘め事
女医が集まって結構盛り上がるのが占いの話である。
「科学者の端くれである医師が占いなんて信じるのは後ろめたい・・・」
そんな思いがあるからなのか、この話題はある程度仲良くなった女医同士で「そういえばさー」と開始されることが多い。
星占いなどカジュアルなものではなく、「看板を掲げてはいないけど、結婚時期をぴたりと当てる美容師」や「必要のある人にしか予約を取れない千里眼のおばちゃん」といった結構ディープな占いに意外とみんな行ってたりする。
(個人的な意見だが、このアラサー世代はセーラームーンの洗礼を受けているため、占いへの敷居が低いのではないだろうか、なんとなく)
そういう私も年に1回ほど占いに行っている。聞くのは毎回「私彼氏できるでしょうか?」だが、「ピンクの服来なさい」だの「スカートはきなさい」だの一般的なことしか言わない占い師にたまに当たったりして、満足したりしなかったりである。満足度が高かろうと低かろうと、占いは1回5000円と結構高かったりするので意外にバクチであるなあと思う。
占いに行かないと公言する友人は、「占いに行くお金があるなら化粧品買ったほうがよっぽど恋愛運向上につながる」と言っていた。全くごもっともである。
それでも私が占いに行く理由・・・それは案外「次こそ良い占い師に当たるのではないか」とか「次こそ良いこと言われるのでは」といったギャンブル志向なのかもしれない。
最後になったが、占いネタは看護師さんとも結構盛り上がるので、看護師さんと仲良くなりたい女医さんはさりげなくネタを振ってみてはいかがであろうか。(ただし男性がいない場所に限る)
キラキラしないまま日々は過ぎ行く
30歳、女性、医師である。
世の中にはなんかこうキラキラした女医がテレビや雑誌に出ているが、そんな世界とはとんと縁なく生きてきた。
ここでキラキラに関して定義付けをしておくと、キラキラとは恋愛5割、美容4割、仕事1割と考えている。お金をここに入れる人もいるかもしれないが、お金はあってもなくてもキラキラしてるヤツはしてるので仕事に入れさせていただいた。
で、このブログはプライベートな空間なので仕事に関しては載せないこととする。自戒の意味をこめ、ここははっきりさせておこう。
で、キラキラの2大要素、恋愛と美容の話である。はっきり言って、私はどちらも惨敗である。
恋人・・・?最後にいたのはいつだったか・・・。
そもそもいたのは幻だったのかもしれないと思う今日この頃である。
合コンの誘いも以前はあったのだが、数年前からとんとなくなった。
職場にいるのは既婚のドクターばかり。魅力的な人も多いが所詮既婚である。私に手が出せる人々ではない。
美容面に関しては、学生時代よりも化粧品の額を上げてみたものの結局は元の顔だなという結論に達した。悲しすぎる結論である。
という訳で、キラキラしたい・・・あわよくば結婚したい・・・そんなグダグダとしたつぶやきを書くためにブログを開設してみた。
ゆるゆると更新していきたい。