直島はまだまだ未完成の観光地だと思った話
「直島に行きたい」とこの5年間くらい思い続け、やっと行ってきた。
良かったよー!楽しかったよー!・・・という記事を書きたかったのだが、直島は観光地としてもうちょっと改善できるのではないか・・・とかなんとか思ってしまったので独り言として書いて行きたいと思う。
直島は主に
①ベネッセアートサイドエリア(ベネッセ美術館や地中美術館)
②家プロジェクトエリア
③宮浦港エリア
に分けられる。②については私はそんなに不満はない。古い町並みを背景に、現代アートのスタンプラリーをするというアイデアは大変面白いと思った。
問題は①と③である。なんかどっちも物足りないのだ。
①ベネッセ美術館、地中美術館の物足りなさについて
私が現代アートというのを好きになったのは、箱根や北海道、宮崎あたりの野外美術館群に行ったのがきっかけであった。
美術品が野っ原に置いてあって、トータルとして素敵な風景になっているのが良かったし、写真も撮れて観光として楽しかった。
ベネッセアートサイドも、島の素敵な自然にアートが散在しているというのが売りのはずだが、なんか草間弥生のかぼちゃ以外は小品が多く、物足りなかった。せっかくニキに制作を頼んだのだから、小さな植木鉢入れをちょこちょこ作るのではなくて、もっとどーんとでかいの作ってもらったら良かったのに・・・。
室内作品にしても、確かに面白いものはあるもののじゃあリピーターになるかと言われるとちょっとなあ・・・特に地中美術館は値段の割に所蔵作品が少なかったように思う。展示方法(部屋ごとに作家の世界観を作る)は好きだったけども、常設展しかないのに、3人の作品しかないというのもちょっと寂しい・・・
結論:野外作品(写真に撮れる)は大物をもう少し増やすべき。安藤建築(モノトーンでちょっと不便)のイメージに合う作品だけだと飽きるので、カラフルなトーンの作品をもっと増やしたほうがよいのではないか。あと、宿にテレビがないと寂しい!
③宮浦港エリアについて
ベネッセアートサイドエリアに超お金がかけられているのに対し、こちらの港エリアにベネッセの出資は少なさそうに見える。そのせいか、観光スポットがなんか少ない。風呂屋と草間弥生を見たらだいたい終わりだ。
しかしながら船を待つ時間というのは結構長いものなのだ。暇である。散歩しようにも大して場所がない。港町なので、そう風光明媚という訳でもない。
結論:という訳で、私は港内にプチ図書館ないしは本屋を作ることを提言する。アートっぽいセレクト本屋ならイメージを崩さずに暇つぶしを作れるので、絶対流行ると思う。
という訳で、私の直島の感想を終わりにしたいと思う。
君は雪だるまを作れるか
生まれも育ちも九州である。
雪は年に数回降るかどうか・・・というところで生きていた。
なので、雪だるまを作った記憶というのがあんまりない。
今日は稀に見る雪なので、雪だるまを作ってみた。・・・いや、作ろうとした。
これが結構難しい。力を入れすぎると崩れるし、入れなくても崩れてしまう。
たぶんあれだ。寒すぎて液体成分が少ない雪ゆえに接着成分が足りないのだ。
それでもなんとか道行く人に不審な目で見られながら手のひらサイズの雪だるまを作った。
満足した。
今日は病院で当直である。静かな夜になれば良い。
あと、雪で足止めされている輸血製剤、早く届けば良い。
美術館が好きだ。そして人混みが嫌いだ。
近くの美術館でやっているモネ展に行ってきた。
まあ人の多いこと多いこと。なんかうんざりしてしまい、ろくに見もせず帰ってきてしまった。
印象派なんだから、近くで列になってタラタラ見るよりも、遠くに行ったり近くに行ったりして、「ふわー、こんな荒い筆致だけど、遠くから見るとすんごく睡蓮!」てのが楽しいのに。あんな人だかりで楽しめるかよ。
リベンジとして、県立美術館でやっている高島野十郎展に行ってきた。こっちのほうが許容範囲な人だかりであった。
高島野十郎は、ろうそくしか描いてない人、ってイメージだったけど、他の風景や静物画も良いね。
緻密で、レイアウトに緊張感があるのが良い。
そんな訳で、久々に文化的な休日でした。
初売り問題
お正月で一番ショックだったのは、初売りを楽しめない自分に気づいたことである。
行くには行ったのだが、
「こんなゴミゴミしたところでゆっくり買い物なぞできるかー!」
とうんざりし、結局何も買わずに帰ってしまった。
学生の頃、「服は全部セール前に買うから、セールとか行ったことないんです〜」という後輩に会い、「このセレブが!」と心の中で毒づいたものだが、
今や私もセール前に欲しいものを買ってしまう側になってしまったのか・・・
と複雑な心境である。
とにかく人ごみが嫌だ。
近所の神社も1人で並ぶ元気がなくて行列を見た瞬間帰ってしまった。
あんなの家族や恋人、友人と「寒いね」とか良いながら並ぶから楽しいのだ。
1人でわざわざ並んで初詣はあまりにも必死で悲しいだろう。
という訳で、初売りを楽しめないことに年齢を重ねたことを感じたお正月であった。
おみくじ問題
実家に帰ってきた。
でもって地元の神社に初詣(というか年末だったので年末もうで?)に行ってきた。
で、おみくじを引いたら末吉だった。
末吉の割には仕事も商売もうまく行きそうな中身だったが、そんなこたあ、このアラサー女医にはどうでもよかった。
とにかく恋愛、縁談をゲットしたかった。
恋愛:深入りするな
縁談:無理矢理するとあとで揉める
・・・なんだよう。去年も「縁談:まだ早い」だったじゃんかよう。
ここの神社、受験で受かった年とかは大吉出してきているので、結構当たるような気がしているのだ。うーむ。
年末だったから、2015年の運勢であると思うことにした。とりあえず2016年もよろしく、自分。